【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
「…んっ」
かーくんの唇が、再び私の唇をふさぐ。
そのまま二人で泣きながら何度もキスをした。
心の底から愛おしくて、どうしようもなくて。
この繋がった気持ちを引き裂かれるくらいなら、このまま二人で消えてしまいたいとすら思った。
もう絶対、離れたくない。
かーくんがいればそれでいい。
ほかには何もいらないから。
二人でゼロから始めよう…。
.
*
.