【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜

「…んっ」



かーくんの唇が、再び私の唇をふさぐ。



そのまま二人で泣きながら何度もキスをした。



心の底から愛おしくて、どうしようもなくて。



この繋がった気持ちを引き裂かれるくらいなら、このまま二人で消えてしまいたいとすら思った。



もう絶対、離れたくない。


かーくんがいればそれでいい。


ほかには何もいらないから。



二人でゼロから始めよう…。



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