【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
◆エピローグ
――数日後。
「はぁーっ、なんかお腹いっぱいになったら眠くなっちゃった~」
「お前食いすぎなんだよ。また太んぞ」
「むうっ、いいの~っ。もう」
夕食後、私の部屋にかーくんが来てくれて。
いつもみたいに二人でベッドに座って他愛ない話をしてた。
あの日以来かーくんはパパに許しをもらって、無事元どおり私の専属執事兼ボディガードとして復帰することになって。
こうしてまた毎日一緒に過ごせるのがとても嬉しい。
かーくんがいつも隣にいてくれる。
そう思ったらそれだけで、私は幸せな気持ちになれる。
それに、今はもうかーくんは、ただの執事じゃない。
私の彼氏でもあるんだ。