【完】ふたりは幼なじみ。〜クールな執事の甘い溺愛〜
かーくんに諭されて、ようやく部屋へと戻る私。
すると、マチコ先生はほんとにお喋りに夢中だったらしく、私が戻った直後にコーヒーを持って現れたのでギリギリセーフだった。
よかった……。
脱走もバレなかったし、チーズまんも食べれることになったし、かーくんのおかげだな。
そのあとはやけに勉強がはかどって、マチコ先生もビックリしてたけど、要は気の持ちようなんだって、あらためて思った。
たまには息抜きも大事だよね。
そして、あとで部屋でかーくんとこっそり食べたチーズまんは本当に美味しくて。
なんだかすごく特別な味がした。
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