あの時君が伸ばした手は
「笑わないって言ったじゃん!」

彼女は僕を軽く叩く。

「ごめん。でも意外で。」

笑いが止まらない。

「将来の夢が検索エンジンで検索される人って言う人あんまりいないと思うけど。なんでそれなの?」


「ん~よく分かんないけど、何か突飛な事したいなって思って。」

もう充分突飛だけど。
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