あの時君が伸ばした手は
「あら川本君。いらっしゃい。」

「こんにちは。」

岡田のお母さんが出迎える。

岡田は実家暮らしだ。


「何か出そうか?」

「コーヒーお願い。」

岡田はそう言うと僕を二階に案内した。
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