宝物な君と
目が点状態。

あっ、周り見たら、ここにいる全員がね?

『こらこら、何言ってるの?!勝手に決めないでよ。』

「ママ、ダメ?お仕事、忙しいもんね…。」

違う違う。

動物園じゃなくて、なんで永久と!よ。

『いやいや、そんなことじゃなくてね。』言いかけてたら、それを遮るように話し出す永久。

「大丈夫。七世のママだから、ダメなんて言わないと思うぞ。」

ってこらーっ!

人の話を聞きなさいよ!

「ママ、お弁当作ってね!ボクも手伝うから。」

七くんも聞いてー。

すっかりその気になってるし。

「ここまできたら、断れないな?」

ニヤリと悪い笑みを浮かべながら、そう言ってのけた。

なんでこんなことに?!
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