私の存在価値

〈蝶燐side〉
結音はすぅすぅと寝息を立てて眠ってしまった。結音の顔は人形のように綺麗だ。腫れもだんだん引いてきている。氷も何もあてていないのに引いてきているのは凄い。
こいつの顔が腫れていたのを見てdogura総長 佐藤を殺したくなった。

俺はこいつに恋をしている。
会ったときから。一目惚れというやつだ。

そんなことを考えていると

俊「響、彼女を倉庫に呼んでどうするんです？」

響「…姫にする。」

由紀「僕はまだこの女のことを認めたわけじゃない。」

俊「だって。まだ反対している人がいますがそれでも姫に？」

由紀「例えそれが総長命令だとしても僕は嫌だ。」
由宇「ボクも由紀と同じ。」

奏汰「なら、お前らが認めればいいんだろ？だったら期間決めれば？」

響「…期間？」