私の存在価値
私は紙を受け取ると近くの椅子に座った。
今日は平日だったため人は少なかった。

(これ症状ってところ吐血でいいのかな?)

そうして私が紙を書き終えたと同時に名前が呼ばれた。

『柊夢音さん 1番にお入りください。』

さてあんまり気乗りはしないけど……行くか。

ガラガラ

「よぉ、久しぶり。元気してたか?」

ドアを開けると久しぶりの顔があった

私「うん元気にしてたよ。希一。」

希一はカイくんのお兄ちゃん。 私の専属医師らしい。

希「その紙ちょーだい。」

私「ん。どーぞ。」

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