私の存在価値

僕が最近と言ったらピクっと肩を揺らした。

『最近って事は、お前直々此処に来てるのか？』

もしかして、こいつも来てるのかな？

由紀「うんそうだけど？まぁ、僕だけじゃなくてほかの幹部達もいるけどね♪ ほら噂をすれば来たよ。」

ほんとタイミングぴったりw


奏汰「おーい。そろそろ帰るぞー！」

うるさっ！時間考えてるのかあのバカ。

由紀「うるさいなぁ。こんな所で叫ばないでよ。近所迷惑！分かる？」

奏汰「すまん…( ´･ω･`)」

ほんとにもう！

響「由紀、そいつ誰だ。」

あ！響にこいつの事言わなきゃ！

由紀「こいつ？聞いて響！こいつめっちゃ強いの！俺の蹴り交わしたんだよ！」

何かあいつオロオロしてるし…w

響「ほぉ。」

あ、終わったみたいに肩落としたww

響「お前、名前は？」

あ、響も興味持ったんだね！

『俺はAgeha。ってことで俺は帰る。 じゃあな。』

そう言うとさっさと帰ろうと足を動かした。
すると響が逃さないよう腕を掴んだ。

え、Agehaってあの…！？

響「待ってくれ。」

『はっ？何だよ。早くしろよ。帰りてぇんだよ。俺は。』

Agehaは腕を掴まれたのにびっくりしたらしく、一瞬ビクッとした。

響「すぐに済む。お前この前隼人って言う奴助けただろ？」

Agehaは一瞬間を開けたあと口を開いた。

『襲われてたやつ。んで手当してやった奴のことか？』

響「そいつだ。 その節は本当にありがとう。そいつ俺の族の下っ端なんだ。お前のお陰で軽傷で済んだ。
本当に助かった。」

そういい響は深々と頭を下げた。それに続いて僕と奏汰も頭を下げた。

奏汰・由紀「ありがとう！」

『俺はお礼をされることはしてねぇ。俺がしたくてした事だ。だから頭を上げろ。』

Agehaって漢の中の漢！？めっちゃカッコイイ…。

響「あぁ。本当に助かった。」

『あーもう！何回も言うな！
じゃあな、俺は帰る！』

奏汰「今度倉庫来てくれよなー！！」

奏汰が叫んだ。
こいつさっき叫ぶなって言ったの忘れてるな…。
後でボコろ。うん、決定。

『お前は叫ぶな！！』

奏汰「えぇー、お前も叫んでるくせに…(ﾎﾞｿｯ)」

Agehaは去っていった。