私の存在価値
私が席につくと後ろを向き話しかけてきた
俊「結音さん、少し話しませんか?」
『私は話すことは何も無いです』
俊「そうですか、ですが私は話すこと、というかお願い事があるので話を聞いてくれませんか?」
お願い事事…ね…。
『良いですよ。』
俊「今日HR後、屋上へ来ていただきたいのです。」
屋上?何でまた。
『屋上へは蝶燐の人しか入っちゃ行けないんですよね?関係ない私はは入れないです。』
俊「関係ない関係あるの問題じゃないんですよそれが。とにかく屋上へ来てくださいね。理由はその時話しますから。」
なるほど。多分私が無理だと言ってもどうせ来てくれって言うんだろう。
しょうがないけど行かなきゃ行けないのか…。
面倒くさ。
『分かりました。』
その返事に俊は満足したように笑を見せた。
俊「では、私達はHR後先に行ってますので、必ず来てくださいね。来ない…なんて事は無いようにお願いします(黒笑)」
前も見たけど…その黒い笑いやめていただきたい。
何故って?
怖いから。これ絶対すっぽかしたらぶっ殺されるじゃん。
『はい。』
俊「…あの、結音さん今日体調悪いんですか?」
!?
『そ、んなことは無いです。何でですか?』
俊「……いえ、いつもと様子が違ったので。ですが、私の思い違いだったみたいです。」
『そうですか。』
俊「申し訳ありません。」
本当に俊は思い違いだと思っていたのだろうか。
8時15分過ぎ
人が続々と教室に入ってきた。
それと同時に俊はどこかへ行ってしまった。
もうそろそろHRが始まるという時
蝶燐の人が教室へと入ってきた。
一気に教室が煩くなる。
一人は眠そうでもう一人はうざいくらいの元気さ
だった。
そして席についた。
やはり私の隣はほかの席と比べ隙間があいていた。
魁斗「よぉー。んじゃ始めるぞー。」
かいくんが入ってきて、HRがはじまった。
───
魁斗「─じゃあ、これでHR終わり。問題起こすんじゃねえぞ。解散!」
そう言ってかいくんは教室を出た。
すると私の周りが立ち始めた。
そして教室を出ていった。
俊は私に目配せして、教室を出ていった。
それから数分たち、私は屋上へと向かった。
長い廊下に長い階段。
どれだけ歩いても屋上につかない。
『どんだけ歩けば屋上に着くのよ!』
そんなイライラを抱えながらやっとの思いで屋上へ辿り着いた。
ギィィ
音をたてながらドアを開く。
俊「待ってましたよ。結音さん」
『お待たせてごめんなさい。』
そういい、私はドアの傍に腰を下ろした。
『それで、何故私を呼んだんですか?』
私は早速本題へと話を進めた。
俊「この前、倉庫へ来ましたよね?」
『行きました。で、それが何か?』
他の人が笑った気がした。
うん。気がしただけでは済まないね…。
だって奏汰顔に笑みが出てる。
俊「その時他の族が見ていたらしく、貴方が蝶燐の姫であるという情報が流されてしまいました。」
は????
嘘ぉぉぉ!
『は?ちょっと待って、何で!』
俊「ですので、これから色々な族が貴方を狙ってきます。なので…」
響「俺らの姫になれ。」
姫………。
『はぁ!?いやいやいや、そんなの否定すればいいじゃないですか!!』
否定すれば私は姫じゃないと分かってくれるはず!
奏汰「あのなぁ、俺らが否定したってもう先に情報流されちまったんだ。無理だ。」
えぇぇぇぇ!
『でも、わかってくれる人は……!』
由宇「あのね、君がもう倉庫に入ってる時点で否定するのは無理だよ。」
由紀「だって倉庫に入れるのは蝶燐に入ってる人だけだから。つまり、」
「「君は蝶燐の一員だって言うことってなってるんだから」」
俊「そういう事ですw」
響「これは変えられねぇ。だからお前は姫になるしか道はない。言ってる意味分かるか?」
『私に拒否権はない…。』
響「そういう事だ。」
まじかよ………。
俊「姫になってくれますよね?なりますよね?(黒笑)」
『ひっ!はい。…あ!』
あぁぁぁぁ!!言っちゃったぁ!!
奏汰「よし!決まりぃ!倉庫行こうぜ倉庫!」
「「奏汰うるさい。」」
俊「では、行きましょうかw電話しときますねw」
響「行くぞ。っていつまで百面相してるんだ。」
『はっ、そんな事してません!!』
響「いや、してた。」
『してないったら!』
響「はいはい。早くしろ置いてくぞ」
ムカー!うざ!
もいいい!決まったもんは仕方ない!開き直ってやる!
ふん!
私は響の後ろを怒りながらついて行った。
俊「結音さん、少し話しませんか?」
『私は話すことは何も無いです』
俊「そうですか、ですが私は話すこと、というかお願い事があるので話を聞いてくれませんか?」
お願い事事…ね…。
『良いですよ。』
俊「今日HR後、屋上へ来ていただきたいのです。」
屋上?何でまた。
『屋上へは蝶燐の人しか入っちゃ行けないんですよね?関係ない私はは入れないです。』
俊「関係ない関係あるの問題じゃないんですよそれが。とにかく屋上へ来てくださいね。理由はその時話しますから。」
なるほど。多分私が無理だと言ってもどうせ来てくれって言うんだろう。
しょうがないけど行かなきゃ行けないのか…。
面倒くさ。
『分かりました。』
その返事に俊は満足したように笑を見せた。
俊「では、私達はHR後先に行ってますので、必ず来てくださいね。来ない…なんて事は無いようにお願いします(黒笑)」
前も見たけど…その黒い笑いやめていただきたい。
何故って?
怖いから。これ絶対すっぽかしたらぶっ殺されるじゃん。
『はい。』
俊「…あの、結音さん今日体調悪いんですか?」
!?
『そ、んなことは無いです。何でですか?』
俊「……いえ、いつもと様子が違ったので。ですが、私の思い違いだったみたいです。」
『そうですか。』
俊「申し訳ありません。」
本当に俊は思い違いだと思っていたのだろうか。
8時15分過ぎ
人が続々と教室に入ってきた。
それと同時に俊はどこかへ行ってしまった。
もうそろそろHRが始まるという時
蝶燐の人が教室へと入ってきた。
一気に教室が煩くなる。
一人は眠そうでもう一人はうざいくらいの元気さ
だった。
そして席についた。
やはり私の隣はほかの席と比べ隙間があいていた。
魁斗「よぉー。んじゃ始めるぞー。」
かいくんが入ってきて、HRがはじまった。
───
魁斗「─じゃあ、これでHR終わり。問題起こすんじゃねえぞ。解散!」
そう言ってかいくんは教室を出た。
すると私の周りが立ち始めた。
そして教室を出ていった。
俊は私に目配せして、教室を出ていった。
それから数分たち、私は屋上へと向かった。
長い廊下に長い階段。
どれだけ歩いても屋上につかない。
『どんだけ歩けば屋上に着くのよ!』
そんなイライラを抱えながらやっとの思いで屋上へ辿り着いた。
ギィィ
音をたてながらドアを開く。
俊「待ってましたよ。結音さん」
『お待たせてごめんなさい。』
そういい、私はドアの傍に腰を下ろした。
『それで、何故私を呼んだんですか?』
私は早速本題へと話を進めた。
俊「この前、倉庫へ来ましたよね?」
『行きました。で、それが何か?』
他の人が笑った気がした。
うん。気がしただけでは済まないね…。
だって奏汰顔に笑みが出てる。
俊「その時他の族が見ていたらしく、貴方が蝶燐の姫であるという情報が流されてしまいました。」
は????
嘘ぉぉぉ!
『は?ちょっと待って、何で!』
俊「ですので、これから色々な族が貴方を狙ってきます。なので…」
響「俺らの姫になれ。」
姫………。
『はぁ!?いやいやいや、そんなの否定すればいいじゃないですか!!』
否定すれば私は姫じゃないと分かってくれるはず!
奏汰「あのなぁ、俺らが否定したってもう先に情報流されちまったんだ。無理だ。」
えぇぇぇぇ!
『でも、わかってくれる人は……!』
由宇「あのね、君がもう倉庫に入ってる時点で否定するのは無理だよ。」
由紀「だって倉庫に入れるのは蝶燐に入ってる人だけだから。つまり、」
「「君は蝶燐の一員だって言うことってなってるんだから」」
俊「そういう事ですw」
響「これは変えられねぇ。だからお前は姫になるしか道はない。言ってる意味分かるか?」
『私に拒否権はない…。』
響「そういう事だ。」
まじかよ………。
俊「姫になってくれますよね?なりますよね?(黒笑)」
『ひっ!はい。…あ!』
あぁぁぁぁ!!言っちゃったぁ!!
奏汰「よし!決まりぃ!倉庫行こうぜ倉庫!」
「「奏汰うるさい。」」
俊「では、行きましょうかw電話しときますねw」
響「行くぞ。っていつまで百面相してるんだ。」
『はっ、そんな事してません!!』
響「いや、してた。」
『してないったら!』
響「はいはい。早くしろ置いてくぞ」
ムカー!うざ!
もいいい!決まったもんは仕方ない!開き直ってやる!
ふん!
私は響の後ろを怒りながらついて行った。