私の存在価値
私は寝るのを諦め、布団から出ることに。
まずは洗面所に行き顔を洗い眠気を一気に覚ます。

私「ふぅー、さっぱり。」

次はトースターでパンを焼いているあいだに着替えを済ませる。
制服を着、その上にカーディガンを羽織る。
そしてカラコンをし終えたところでパンが焼けた。
食事を済ませ、薬を処方された分きちんと飲む。
そして最後に黒髪のウィッグを被り、荷物をもつ頃には時刻は7時45分。

「行ってきます。」

言葉なんて帰ってこない…。
そして私はいつも通りドアを閉める。
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