私の存在価値
エレベーターで1階まで降りたその時
急な吐き気、目眩に襲われた。

私「うっ…気持ち…悪い…!」

私は耐えきれずその場にしゃがみ込んだ。
その後咳が止まらない。終いには咳と一緒に血も出てきた。

私「カハッ!!(息が……くる、しい!!)」

丁度その時マンションの管理人が通りかかった。
そして顔を真っ青にし、過呼吸状態の私を見てすぐさま駆け寄り、声をかけてくれた。

「あんたどうしたんだ!?大丈夫か!?」

私はこの状況を見てどこが大丈夫に見れるんだと思ったが、今はそんなことを言っている場合じゃない。

私は首を横に振り、

私「きゅ、きゅう、しゃっ!!」

と苦しい中叫んだ。
数分後救急車が到着し、私は病院へと搬送された。
その途中に私は気を失った

〈 夢音side終わり 〉
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