私の存在価値
と部屋を飛び出そうとした所を魁斗が押さえる。

奏「っ!離せよ!!あいつが!あいつが危ねぇだろうが!!」

魁「落ち着け奏多!夢音の病院も分からねぇお前がどこに行くつもりだ!
感情だけで行動すんじゃねぇよ!!!」

魁斗の怒鳴り声で冷静さを取り戻した奏汰は俯き、謝った。

奏「……取り乱してごめん。」

於「いや、大丈夫だ。取り乱しているのはお前だけじゃないからな(笑)」

周りを見ると全員が全員少しだが腰を浮かしている。

於「俺はそのためにお前達を呼んだんだ。
それと、病院から夢音が脱走した。」
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