私の存在価値
その日は怪我が重い奴らを病院へ運んだり、怪我の手当をした。

全員命は無事だったことが何よりだ。

俺は一刻も早くこの怪我を治し、早くあいつらと互角に、いや、それ以上に戦える力をつけれるように。


早く助けられるように。
彼女の笑顔を取り戻すために。

俺の気持ちをしっかり伝えるために。
俺は死ぬ訳にはいかない。


今のうちに首を洗って待っていろ。
剛田彪斗

俺はお前を許さない。

〈 響side終わり 〉
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