私の存在価値
〈 夢音side 〉

私「ガハッ!!」

蹴られ私は部屋の隅まで飛ばされた。
そんな私をニヤニヤと気色の悪い笑みを浮かべながら眺めているのはNo.2。

「あれ、もう終わりか?www」

コツコツと靴を鳴らしながら近づく
そして私の頭へと手を伸ばす。

ガシッ!!

私「うっ…はなせ…!!」

さっき飛ばされた時頭をぶつけていた私は朦朧とする意識の中奴の手を離そうとした

私がここに連れられて5日
その間私の前に現れるのはこいつだけだった。
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