私の存在価値

私「響っ!!!」

私が叫ぶと届いたのか、響がこちらに顔を向けた。

響「夢音っ!!!」

響だ…響の声だ!!
私はすぐ響の元に行こうとした。

が、

「僕の夢音ちゃん〜?どこ行こうとしてるのかなぁ〜??」

後ろからそう言われ
私は全身から血の気が引く感じがした。
声を聞いた瞬間動けなくなった。
心臓が大きく脈を打ち始め、呼吸が荒くなる。

私が1番聞きたくない声
この世で1番大嫌いな男の声。

剛田彪斗 の声だった。

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