私の存在価値
入った!!

そう思ったが剛田は響の拳を止めていた。
やつは掴んでいる手を力強く握った。

響「っ!」

響が痛みに顔を少し歪める。

私「響っ!!」

ハッ!私が響を呼んだ後、後ろに気配がし私はすぐさま後ろを振り返る。
私が振り返ると共に顎目掛けて蹴りが飛んできた。
それをバク転で交わし、バク転中にその足を自分の足で挟みそのまま体を回転させた。相手は顔から床に突っ込み、私は綺麗に着地した。

「グハッ!!!」

そう叫ぶと気絶した。
私に向かってきている人が何人もいた。

私「ふふ……身体動かすの久しぶりでわくわくする♪
退屈させんなよ?(殺気)」

ゾワッッッ

建物全体に私の殺気が広がる。

バタッバタバタっ……

次々と倒れていく。倉庫の大半が私の殺気で気絶してしまった。

由紀「……やばっ…」

あまりの凄さに由紀が思わず感嘆の声を上げた。
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