私の存在価値
奏汰の顔は青白く、汗が滝のように吹き出ていた。

俊が纏う空気が冷たく口元に笑みを浮かべて奏汰に近づいた。

由宇「やば……夢音。こっちおいで!!」

由宇が私を引っ張って2人から離れさせた。

私「え、なんで?」

由宇「いいから!」

ガタガタ震える彼方に向かって

俊「奏汰。覚悟はいいか?」

が聞き、今まさに奏汰が……という時に

響「おい…帰るぞ。」

と響が声をかけた。
< 262 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop