私の存在価値
由紀「終わったんだ剛田」
由紀の問いに響が頷く。
響「今知り合いの警察に連絡した。すぐ来てくれるらしい。」
響がいつもの口調でそういった。
そして私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
私「ちょ、何すんのさっ!!」
と言い、私はその手を退けようとした。
でも、とても優しそうな目を向けていることに気づき私はそのまま撫でられ続けた。
温かい……彼の手は他の誰よりも大きく温かい……。
安心する。
彼が助けに来てくれた時、心の底から安堵できた。
そして、嬉しかった。俊でも、奏汰、由宇や由紀でもなく、響が来てくれて。
由紀の問いに響が頷く。
響「今知り合いの警察に連絡した。すぐ来てくれるらしい。」
響がいつもの口調でそういった。
そして私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
私「ちょ、何すんのさっ!!」
と言い、私はその手を退けようとした。
でも、とても優しそうな目を向けていることに気づき私はそのまま撫でられ続けた。
温かい……彼の手は他の誰よりも大きく温かい……。
安心する。
彼が助けに来てくれた時、心の底から安堵できた。
そして、嬉しかった。俊でも、奏汰、由宇や由紀でもなく、響が来てくれて。