私の存在価値
〈 夢音side 〉

目を覚ますと暗闇にいた。
どこを見渡しても闇が広がっているだけだった。
私が歩く度にヒタヒタと音が響く。

ピチャ……

何か生暖かいものが足にふれた。

( なんだろう 何だか気持ち悪い感触… )

しゃがみこみふれているものを触ろうと手を伸ばしたその時

私「っ…!!熱い!」

目の前に突然炎が現れた。
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