私の存在価値
私「……何これ。一体…どうなってるの……」
すると目の前に何人もの黒い人影が現れた。
「人殺し」
「お前のせいだ」
「お前が死ねばよかったのに」
「無価値」
「早く消えろよ」
奴らは口々にそう言い始めた。
耳を塞いでも聞こえてくる。頭の中を埋め尽くす。
私「…るさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!!!!!!!! 」
私が声をあげると奴らも声を大きくして同じ言葉を繰り返す。
時折くすくすと蔑むように笑いながら。