私の存在価値

「どうしてここに……」

私「どうしてって言われても…私にも分からないから……。」

私は苦笑いを浮かべながらそう答えた。

「…そう。ここは空の花園、って言っても勝手にあたしが読んでるだけだけどね。」

そういいニカッと笑ったその顔は何か懐かしいように感じた。

私「空の花園……ここはどういった所なの?」

私が聞くと、

「三途の川…みたいなものかな。」

と声を小さくながらそう答えた。
< 275 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop