私の存在価値
「ん?私が何?」

由宇「本当は内緒にしたかったんだけどね。
実は退院祝いと歓迎会をしようと思って。」

退院祝いは分かるけど歓迎会?

俊「1ヶ月間お試し期間っていうの忘れてました?
まぁ、1ヶ月越してますけどww」

俊に言われるまで私は自分が仮の姫であることを忘れていた。
そういえばそうじゃん。

「あー、ていうことは私姫解雇……?」

そういうと1番に否定したのは由紀だった。

由紀「ち、違う!!!その、歓迎会って言ってるだろ……」

顔を下に向け語尾になるにつれ声が小さくなる。

由紀「だから……!!認めるって言ってるんだ!!!!!」

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