私の存在価値
奏汰「おい!!」

私「え?」

あれ?なんでこの人私の手掴んでるの?
ぞわっ。鳥肌たってきた。早く離してよ。

私「あの、何か私に用ですか?私ちょっと急いでて、後にしてもらえません?」

私は今暇じゃ無いんだから。とにかく早く離して!

奏汰「お前、ちょっと話せるか?」

は?今の話聞いてたの?この人頭馬鹿かな?

私「あの、私今後にしてって言いましたよね?聞こえてないんですか?馬鹿ですか?後、手いい加減離してくれませんか?痛いです。」

奏汰「あ!わりぃ。てか、少しぐらいいいだろ?てか、オレは馬鹿じゃねぇ!」

うるさっ。
てか、馬鹿でしょ。『後で』って言ったのに、まだ話せるか聞くところ。馬鹿丸出しwww

私「無理です。」

そうして私は、名前の知らない人を後にした。

————————

奏汰「あいつオレにあんな態度っ!ムカつく奴だな!」







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