私の存在価値
〈???side〉
俺たちは学校まで走っていた。

?1「なんで遅刻寸前なんだよぉー(泣」

?2「お前が寝坊するからだろ!」

?3「いいから、走ろう!!」

?4「………早く行くぞ。」

早くしないと遅刻する。そう思って急いでいたら、

?5「あれ?ちょっと待って下さい。門の前に誰か居ますよ。」

見てみると門の前に女が立っていた。

?1・3「「あっ!本当だぁ〜。誰だろう。」」

?2「転校生か?門が開いてなくて困ってるんじゃないか?裏門教えてあげた方が良くね?」

そう奏汰がいうと、

?3「女だから無視していこーよ〜。」

と、由宇が言った。すると奏汰が、

奏汰「馬鹿かお前は!いくら女嫌いでも困ってる人を無視出来ないだろ!!」

と、ここで言い合っている場合じゃない。早くしないと遅刻してしまうと思い俺は

?4「……教えるのなら早くしろ。時間がない。」

と言った。

?5「響の言う通りです。このままでは、遅刻してしまいますよ。」

奏汰「よし、今いってくる。」

俺たちが教えようとした時その女は、軽々と門を飛び越えてしまった。
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