顔も知らない君へ
結局の話
アタシがここで話したことを【死ぬための教本】だと思わないでほしい。
リスカ、薬、飛び降りでは死ねない。
そう試した友人は居るけど【だから、それ以外の方法で】ってオススメしてるワケでもない。
アタシは、死を考えてる人に千里のようになってもらいたいんだ。
死ぬ方法を試せ、っていうんじゃなくてね。
千里は、過去に色々あったけど今でも生きてる。
過去を受け止めて、笑って話できるくらいの人間になれてる。
だから千里と話するのが楽しいんだ。たくさん経験して、たくさん傷ついたからこそ千里は人に好かれる人間になった。
過去には色々あったけど、今は笑ってる。
それがアタシの言いたいこと。
今は悲しくて苦しくて。
そんな時があっても、笑える時が来るんだ。
その時を迎えるまでの時間が辛いのも分かってる。
どうしようもない現実。
頑張っても頑張っても何も変わらない。
そんな時もあるんだよね。