愛なんかいらない欲しいのは貴方だけ
暗い街を散策する二人
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夏はやっぱり海の時期、海に行けば恋が出来る場所。
早瀬 芽衣奈(はやせ めいな)は両親と一緒にリゾート地に住んでいてすぐ目の前には海があってその一軒家全てパーラーになっていてそこでバイトしてる、食べたり飲んだり出来る場所も確保されていてちょうどこの時期はパーラーが忙しくなる時でもある。
「私と暑い恋はいかがですか~」っとビーチ内を色んな人達に声を掛けて行くと、一人のハーフの男が芽衣奈に近づいて声を掛ける。
「こんな可愛い女性がココでバイトして危ないんじゃない、こんな僕で良ければ恋しませんか~」ハーフ男龍コウマは芽衣奈の手を取って一緒に泳ぎに行った。
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もうすぐ冬が訪れようとしていた時、妹の白浜 由実(しろはまゆみ)と姉の白浜 由香(しろはま ゆか)達はとんでもない恋をしてしまう。
姉には東堂 秀 (とうどうしゅう)と言う好きな人がいて妹にはまだ好きな人はいなかったけど、姉の同級生の知り合いに紹介されたのが秀の弟の東堂 雅也(東堂 まさや)妹はそれでも姉の恋人が好きで告白は出来なくても良く雅也に邪魔をされる。
「お前やっぱり兄貴の事好きなんじゃないのか、兄貴よりも俺の事だけを見ていて欲しい」
「うん、もう兄の事は忘れて雅也の事だけを見ているね」
由実は雅也の方に涙顔を見せると雅也が優しく抱きしめてくれた。
「もう由実を誰にも渡さない。俺だけの由実でいてくれな、頼むよー由実」
「うん、雅也だけの自分でいるね」
雅也は今度は力強く抱きしめた。
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亜矢(あや)は会社の人達と居酒屋で楽しそうにビールを飲んでいると、後ろから先輩の好魔(こうま)が皆に声を掛けてきた。
「こんばんは~遅くなったもしかして俺の目の前にいるのはあの地味な亜矢かか?」
「そうだけど~私にまたお説教を言いに来たの?今日の所は説教はやめて下さいね~」
亜矢はムッとしたけど、会社での出来ごとを思い出し自分で恥ずかしくなってビールを追加で2本おかわりをもらう。
「おかわりを追加で2本お願いしま~す」
「もしかしてお前もう酔ってるんじゃないよな~」
「まだ酔ってないと思うよ~多分」
亜矢はエンドウ豆を食べながらビールを飲み干した。
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