Game Over
「...まるでゲームだな」

―そう,ゲームの中で人間を殺したところで貴方に何の代償もないように今貴方がやっていることに何の代償も必要ないのです


僕が戻ってきた日は和美に別れを告げられる前日だった



キャンパスを後にした僕は懐かしい街並みをいろんな想いで眺めながら歩いていた


もう日は暮れて太陽の光の代わりに街の街灯が行き交う人々を照らしていた
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