先輩、勉強教えてください

「はいこれ!」

LINEのアカウントIDであろうものが書かれたメモを渡された。

「え?」

「LINEに場所と時間送ってくれればいつでも
あいつらに勉強教えてあげるから!」

「いいんですかっ!?」

つい大声を出してしまった。

「ははっ!もちろん!
あ、私は午後の方が空いてると思うんだー
午後の方が来やすいから
配慮お願いしまーす!」

「はい!ありがとうございます!」

「部活遅れるよ?早く行ってきなー」

「はい!」

さすがにあいつらをまとめんのは無理があるからな。

家に帰ったら登録しよう。
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