この関係を壊してでも伝えたいこと
土曜日の確信
白のルーク
「って、ことがあったわけだよ」
「なるほどね、それで緑川に避けられていると」
休日の早朝に呼び出された白鳥は、目の前で迷惑そうな顔をしてアイスコーヒーを飲んでいる。
「部活にも出ないし、教室ではイヤホンつけて本を読まれる」
「エグいくらいに避けられてるな」
「…なんでだよーわけわかんねーよ」
「それくらい自分で考えろ」
「いいだろ、亜湖の背中押したの俺だぞ」
「それについては感謝してるけどさ」