この関係を壊してでも伝えたいこと



「私が学校を休んだ時にノートを届けてくれた。失敗を笑わないでいてくれた、失望しないでいてくれた」



「そんなの当たり前だよ…」


友達が休んだら心配するのは当たり前。

失敗は誰もがするもの。
もちろん完璧なちーちゃんだって。



「私を生徒会長としてでも、烏丸家の長女だからというわけでもなく、一人の女の子として友達になってくれた」

「…こんな私と友達でいてくれるなんて優しい子じゃない限り無理だ」



「ちーちゃんと友達なのは優しいからじゃなくてちーちゃんが好きだからだよ!!!」

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