この関係を壊してでも伝えたいこと
ケラケラ笑う彼に微妙な不安を覚える。


「もう、迷惑かけちゃだめだよ?」


「大丈夫っすよ!あ、そうだった。先輩今から俺とデートしましょうよ」


どうしよう、会話が全く噛み合わない。


「デートって…悪いものでも食べた?」


「食べてないですよ、ちょうど三時になるからお茶でもどうですか?ってお誘いっす」


「もうそんな時間かぁ」


凛ちゃんのプレゼント選びを始めてから早四時間が経とうとしていた。
< 61 / 309 >

この作品をシェア

pagetop