ときのいたずら
ちゅんちゅんちゅん



鳥の声で目を覚ます

「ふぁ〜……おはy……??」

「おはよう、お前朝弱いのか」

ハハッと笑う…誰この爽やかイケメン


そして何このシチュエーション、なんで私この男の膝に座って抱きしめられてんの?


「ちょ!!放して!」
顔が熱くなるのがわかる

いじめられてからというもの恋というものに縁がなかった私がいきなりのこんなシチュエーション困る///

そんな反応を楽しむかのように男は優しく笑った
「まあまあ、落ち着け。それより日も出たし行こうじゃね〜か。早く墓参りしたいんだろう?」

「そうだった!早く連れてって!……ってもうあんた怪我大丈夫なの?」

「あん?たいしたことねぇ、こんぐれぇあったほうが強そうに見えんだろ?笑
オメーの方こそ疲れてねぇかい?」

「私は大丈夫。ってかそのお前って言うのやめてくれない?真帆って呼んでくれていいから、あなたの名前は?」

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