ときのいたずら
そう言いながら信長様はまた私の隣に座り残ったご飯を食した


その行動に周りは何故か目が点になっている


「あの明智殿でも食べさせることが出来なかったことをあの娘……」


「御屋形様…」


「信長様に命令した……?!」


「あの織田に食ってかかるとはいい度胸だなw」


「すごい 命知らず」


「え?!この反応…もしかしてずっとこんな生活を?」


すると信長はなんでもないような顔で
「そうだが?」と一言


「そ、そ、そんな…こんなに美味しいご飯をもったいない!朝ごはんをしっかり食べなきゃいい策略なんて思いつきませんよ!」


「そ、そうか」

信長様は力説する私に若干引き気味でうなずいた
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