らぶ☆シュート
『会いたかったよ柚希ちゃ〜ん♪あっ!それより、この金髪変態野獣に何かされなかった?』
そう言って、銀髪の人は私をさらにギュッとした。
私は、ギュッとされてることよりも、さっきからずっと気になっていることがあった。
それは‥
「2人とも、顔が同じ‥‥」
そう。髪の色は金と銀で違うけれど、顔・背丈がまったくもって同じだった。
『そりゃあそうだよ〜』と、銀髪の人が言った。
『当ったり前よ〜』と、金髪の人が言った。
そして2人でこう言った。
『『だってオレ達、双子だもん♪』』
私は、息ピッタリだあ‥初めて双子見たよ〜などと感動していた。
『オレの名前は、早川陸也♪2年生だよ〜』
と、金髪の人が言い、
『オレは、早川空也♪先輩だかんなっ』
と、銀髪の人が言った。
そして2人は、
『『よろしくね、ゆずちゃん♪』』
と言い、私の両頬にチュッとキスをした。
「えっ//ななななな何するんですか〜っ!!」
『かーわい☆』
『食べちゃいたい♪』
そんな言葉を浴びせられていると――――
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