らぶ☆シュート
『柚留先輩って、柚希っちには優しいんすね〜♪』
『そうそう♪誰かのために、柚留先輩がモノを買って来るなんて信じられないっすよ☆』
『柚留は、柚希ちゃん命だもんな♪』
陸也先輩と空也先輩と昇くんがニヤニヤしながら柚留お兄ちゃんに言った。
『オレも、びっくりしました‥。いつもは先輩、オレに押し付けるのに‥』
本当にびっくりしている充先輩を見て、私は思った。
(柚留お兄ちゃん‥君は一体、どんな学校生活を送ってきたんだい‥?
それに‥‥‥‥)
「充先輩って、優しいんですねっ♪」
『えっ!?そんなことないよ‥//
別にイヤって訳でもないし‥
でも、柚希ちゃんにそう言ってもらえると嬉しいな‥//』
うん。良い人だ。本当に。
1人でしみじみとそう思っていた私は知らなかった。
留『佐藤(充)のヤロー、柚希に優しさアピールしてやがるっ』
陸『大丈夫っすよ先輩!今の時代、Sキャラっすから♪』
空『でもオレら、Sキャラってよりエロキャラじゃね?』
昇『確かに!お前ら全員エロキャラだっ笑』
自分達がやっとエロキャラだと自覚したことを‥
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