らぶ☆シュート
☆柚希Side
奈々ちゃんが城田くんを連れて帰って来た。
奈々ちゃん、何だかニヤニヤしてるけど、どうしたんだろう‥?
城田くんは不安そうな顔してるし‥
2人で何話してたんだろう‥
「城田くん、大丈夫?」
『えっ!?何が?』
「顔色、悪いよ。」
『あー‥大丈夫大丈夫!ちょっと心配事があるだけだから』
心配事?それは大変だっ!
「私でよかったらいつでも相談乗るからねっ」
『お、おう!さんきゅー!
(悩みの種はあなたです、なんて言えねーっ!)』
授業開始のチャイムが鳴り、担任が教室に来た。
『今日はそれぞれ委員会を決めてもらう。
オレが委員会名を黒板に書くから、1つ選んで。
あとで希望を挙手制で聞くからな。
あー‥学級委員だけは、推薦か自主推薦で。
じゃ、さっさと決めろー』
委員会、どうしようかなー?
本好きだし、図書委員会とかにしよっかなー
奈々ちゃんは何にするんだろ?
男女ペアだから一緒の委員会は無理だし。
奈々ちゃんのことだから、他の子を押し切って1番楽そうなのに入るんだろうな‥笑
.