らぶ☆シュート
「はぁー終わった〜!」
『けっこう大変だったな;』
「楽そうにみえて、ね‥;」
私は伸びをしながら校庭を見た。
「あれ?サッカー部、練習してないよ?」
『うそ‥‥あ、本当だ。
今日は早めに終わったみたいだな。』
「そうなんだ〜。
あっ!そういえば、城田くんは何で奈々ちゃんが私たちを推薦したか知ってる?」
『Σえっ!?い、いや‥知らないな‥』
「そっかー‥でも、学級委員なんてイヤだなあ‥」
私が呟くようにそう言うと、
『何か‥ごめんな?』
「え!?何で城田くんが謝るの?」
『だって、オレと一緒に学級委員なんて‥‥』
城田くんが、申し訳なさそうに言うので、私は精一杯否定した。
「そんなんじゃないよ!!
まあ‥確かに学級委員はイヤだけど、城田くんとなら頑張っていけそうだし!
城田くんと一緒で良かったよ♪」
お世辞とかじゃなくて、一緒にやるのが城田くんでホント良かったと思う。
このクラスで知ってる男子といえば、城田くんと、そのお友達の長野くんしかいないし。
城田くんとなら話もできるし、気まずくならないもんね♪
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