らぶ☆シュート
ふと、城田くんを見てみると、城田くんは下を向いていた。
「城田くん、どうしたの‥?」
私は城田くんの顔をのぞきこんだ。
『Σわ‥!』
のぞきこんだ城田くんの顔は赤かった。
もしかして‥‥!
「城田くん、熱ある?」
『ないと思うけど‥』
「でも顔赤いよー?」
『そ、それは‥‥//』
私は、城田くんの言葉を遮り、自分のおでこと城田くんのおでこをくっつけた。
『Σう、わっ』
それにビックリしたのか、城田くんはガタッと机にぶつかった。
その拍子に―――――――
――――――チュッ
え‥‥今のって‥‥‥
「ごごごごめんなさいっ!!//」
キスをした、ということを理解し、私はとにかく謝った。
そして、城田くんから離れ――――――――――ようとした。
が、それはできなかった。
なぜなら、
城田くんが私を
抱きしめているから。
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