らぶ☆シュート

 
「ちょっ//し、城田くんっ!?」
 
『悠斗。』
 
「へ‥?」
 
『城田くん、じゃなくて悠斗、って呼んでよ。』
 
「えっ!?あ、いや‥その〜‥」
 
 
私は急に抱きしめられて、大パニック中。
 
そのうえ、「悠斗、って呼んで。」って、いきなり言われても意味が分からない。
 
 
『早く。』
 
ふぇーん‥泣
城田くん、いきなりどうしちゃったのー!?
 
さっきまでと全然ちがう〜泣
ももももしかして、二重人格ってやつ!?
 
 
『呼ばないんだったら‥』
 
 
―――チュッ
 
 
「Σっ!」
 
軽く唇が触れる程度のキスをされる。
 
 
しかし今度は、啄むように何度もキスをされる。
 
 
そして、私の唇を入り割って、私の舌を城田くんの舌が捕えた。
 
「ふっ‥‥ん‥あっ‥//」
 
自分の意思とは関係なく、甘い声が出る。
 
「しろ、たくん‥‥あっ‥//やめ、て‥//」
 
息たえだえで必死に言うが、聞き入れてもらえない。
 
それどころか、キスは次第に激しくなる。
 
.
< 69 / 88 >

この作品をシェア

pagetop