らぶ☆シュート
ひとまず安心だよ‥;
ん‥?何かジロジロ見られてる気が‥
Σあっ!ここ、道の真ん中!
「お兄ちゃん!は、離れてよ!!みんな見てる〜っ//」
ジタバタあばれてみるけど全然効かない。
『大丈夫だって!見せつけておくんだよっ』
も〜!何を見せつけるの!?
『柚希おっはよー☆』
「奈々ちゃん!!」
救世主だっ!
「奈々ちゃん助けてぇぇ」
『はいはい;
柚留先輩?いくら柚希が可愛いからって、時と場所を考えて下さいね?笑』
『仕方ねぇ‥続きは家でするかっ』
やっと離してくれた柚留お兄ちゃん。
っていうか、続きって‥//
「続きなんてしないからねっ!!」
私は2人を置いて、走って学校に向かった。
『柚希待てっ!走ると転ぶぞ!!』
お兄ちゃんの声が聞こえたけど、無視をした。
16歳だもんっ!もうさすがに転んだりなんてしな‥‥Σキャッ
私は何か固いものに躓き、転んでしまった。
結局転んじゃったし‥;
何やってんのよ私‥‥;
『大丈夫?』
「えっ‥?」
目の前には差しのべられた手。
顔を上げて見ると――
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