モテ女が恋に落ちるとき
超高速ダッシュで向かった先は、行きつけのカフェ「リーム」ここは、ほぼ毎日で通ってる。

いきよいよく、ドアを開けて、バイトの翔くんに一言かけ、ダッシュでいつもの場所へ行く
二階のカウンター席の端っこが、私の位置。

「やばい!遅れたっ!」

「遅い!もー10分も遅れるってどーなの?!」

肩で息をする私にそう言葉を発したのは…。

「ごめん!あづ!」

彼女の名前は、宮田あづさ。通称あづ。
小学校からの仲で、いわゆる親友。

「ったくもー何してたの?急にいなくなるし。だいたい想像付くけどさぁ」

「だって、あづ、なんか先輩に呼び出しくらってたじゃん!」

そう、あづはかなり、いやそーとーモテる。

中身はこんなのだけど、顔は広瀬すずにだって負けてない!

すらっとしたサイキョーなスタイルに、肩まであるダークブラウンのサラサラヘアーをいつもアップにしている。

誰もが認める最強美少女なのだ。


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