夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】

制服姿のヴァロン。
近くで見るとますます格好良い。

ドキドキして思わず固まってしまう私。
ヴァロンはそんな私を見てぷっと笑うと、ガラス戸を少し開けて注文用紙を差し出した。


「すみません。
お客様からの注文が入ったのでよろしくお願いします。」

「!///っ…あ。は、はいっ…!」

ハッとした私が注文用紙を受け取ると、
その注文用紙に小さな付箋が貼られている。

”制服良く似合ってる、可愛い。”…。

……///。

私がヴァロンに視線を戻すと、
接客に戻ろうとする彼が顔だけ私の方を向けてパチッとウインクしてくれた。


///っ……もう。
ホント、敵わないよ…///。

ヴァロンの一言で、
馬鹿みたいに浮かれちゃう。
彼に褒めてほしくて、
いつも以上に頑張ってしまう自分がいた。
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