夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
「…ヴァロンにもすぐ出来ますよ。
アカリさんに、早く産んでもらわなきゃですね?」
「///……ほしいからって、
そんな簡単に出来るもんじゃねぇだろ?」
シュウの言葉に少し照れながら俺は反対側のソファーに座った。
最後に一緒に夕飯を食べた時のアカリを思い出す。
月のものがきてしまったと、落ち込んでいた。
彼女の事だから俺が言ったお願いを1日でも早く叶えてくれようと、きっと必死なんだ。
家族を、
子供をほしいと言った俺の願いを…。
アカリに悲しそうな表情をさせたくない。
焦りすぎてプレッシャーをかけさせたくない。
俺は帰宅する度に我慢出来なくてアカリを求めてしまうけど…。
夜伽の事も、少し考えなくてはいけないな…。
と、色々反省していた。