夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】

『良く眠れた?
仕事行ってきます。

昼位にレナとレイが様子を見に来るから、
それまでには身支度すませる様に!
昨夜の事、勘付かれない様にね?
特に首元と胸元、気を付ける事。』

朝食に添えられたメモ書きを見て、
また私は思い出して真っ赤になってしまう。

そして…。


『いつも俺の傍に居てくれてありがとう。
今夜帰れると思うから…。
帰ってきたら、また可愛い笑顔を見せて?』

……。

メモ書きなのに。
文字なのに…。

いつもみたいに、
意地悪そうに首を傾げて笑うヴァロンに言われてるみたいで…私の胸はキュンッとときめく。


「///……ヴァロン。大好き…。」

目覚めた時一人だと感じた寂しさが和らいで、
私の胸を暖かくしてくれた。

……
………。
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