夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
新人としてはなかなかで医師として期待されていたが、まだまだシュウさんの病を診れる程の力のない私に彼は遠い存在。
そんなシュウさんと近付けるチャンス。
ずっと、ゆっくり話してみたいと思っていた。
「///……。
わ、私なんかで…よければ……///。」
私の言葉にマスターさんは嬉しそう。
早速シュウさんに話してみると言われ、私はその日のうちに綺麗にお洒落をしてお見合い写真を撮った。
一度でもいい。
シュウさんと二人で話せるかも知れない。
私は嬉しくて夜も眠れなかった。
…でも、
そんな喜びは序の口で……。
翌日。
シュウさんが私と結婚を前提に会いたいと言っていると、マスターさんから報告を受けた。
信じられなくて。
でも、嬉し過ぎて…。
幼い頃からの夢が叶うかも知れない。
私はドキドキと胸を弾ませていた。
……
………。