夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
そして、
私達は初夜を迎えた。
キスですら結婚式の誓いの儀の時にしたのが初めてで緊張したのに…。
今日、自分の全てをシュウさんに見られてしまう。
ベッドに座りドキドキと身体を強張らせる私に、シュウさんが優しく口付けてくれながら触れてくる。
心臓が爆発しそうな位に恥ずかしいけど…。
大好きな彼の愛撫に私の身体はすぐに熱くなって、受け入れる準備が出来ていた。
「///っ…シュウ、さんっ…。」
シュウさんと一つになりたくて求める様に素肌を合わせて密着すると…。
「!ッ……///。」
突然、バッと愛おしい温もりから引き離された。
!……。
……。え……?
驚いてシュウさんを見上げる私。
彼は私と目が合うと、慌てた様に顔を背けて背を向けた。