夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
白金バッジを手放す、勇気と覚悟。
今の俺に…あるんだろうか……?
アカリと子供の為に、捨てる…決意。
……。
椅子に座ったまま俯く俺。
そんな俺の頭に、フワッと優しく撫でてくれる温もり。
「!……っ?」
ハッとして顔を上げると…。
意識を取り戻したものの、まだボーッとした表情のアカリが俺を見ていた。
「っ……アカ、リ…?」
俺の頭を撫でてくれていた手をそっと握る。
するとその瞬間、彼女の瞳から涙が溢れ落ちて…。
俺の心に、滲みた。
「っ……。
ごめ、…ん……なさぃ…。」
ゆっくり動く、アカリの唇。
「……きら、い……なんて…言ってっ…。
ごめ…っ……な、さぃ……っ。」
弱々しい、声。
悲しそうな瞳。
震える、小さなアカリ。
……。
これが、俺のしてきた事の結果だ。
俺の守ろうとしてきた宝物が、悲鳴を上げてる。