夢の言葉と陽だまりの天使(上)【夢の言葉続編②】
「……そっか。そう、だよね…。」
家族を大切にしたがってるヴァロン。
その意見を尊重するのが、
今は一番良いのかも知れない…。
……。
でも…。
運ばれてきた料理を口にしたら、私はこのお店のパンの美味しさにすごく感動しちゃって。
こんなパンが自分でも焼けたらな、って。
自分で作ったパンをヴァロンに食べてほしい、って…心から思った。
…うん!決めた。
一人で悩まないでヴァロンに相談してみよう。
勝手に自分の判断で自己解決しない。
この間学んだ事。
私はサンドイッチを頬張りながら、
自分の素直な気持ちをヴァロンに相談する事に決めた。