TUBASA ~つばさ~
絶望、悲しみ、苦しみ、色んな感情がこみあげて、ぐちゃくちゃになって.....。


結局、私は光さんの優しさに甘えてる。



「お腹空いてない?」


どうして光さんはそんなに気遣ってくれるの?

光さんの本当の心はどこにあるの?




「.....光さん」


「...ん?」


「....わたしは....璃子さんの代わりですか?」



パチっ。


炎にくべられた薪が音をたてた。



「正宗から聞いたの?」


私は首を振った。


「.....君はどこまで知ってるのかなぁ」


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